長野大学共創情報科学部 受験レポート

原文/投稿者: 長野工業高校情報工学科 PP
校正/文章編集者: Gemini
投稿日: 2025年12月06日 (土)

学校に提出したものより、より詳しい説明を加えたものです。

受験基本データ

受験校・学部学科 公立大学法人長野大学 共創情報科学部 共創情報科学科
入試区分・受験日 総合型選抜
一次選抜:書類審査
二次選抜:2025年10月25日
合否結果 合格
評定平均値 3.8
1年:3.6、2年:3.8、3年1学期:4.3

志望動機・自己PR

将来の目標 地域社会のニーズに応える「地域に根ざした開発者」になりたい。
大学での学び デザインコースを軸に、知能・環境コースの知見も横断的に学び、多角的な視点も養った上で、実践科目を通じてチームで課題解決する力を鍛えたい。
志望理由 人々の生活を豊かにする技術とデザインの融合を学び、共創活動で掲げた「人々の役に立ちたい」という思いを実現するため。また、学際的な学びと地域での実践が可能なため。
アピールした強み
  • 課題発見力・解決力
  • 創造力・発想力
  • 状況把握・判断力
  • コミュニケーション力
  • 主体性
  • やり抜く力
  • 柔軟性
  • 協働する力
  • リーダーシップ
  • 貢献意欲
活動実績①
(発明・開発)
活動内容 災害時の食料管理の課題に着目し、光学文字認識技術で賞味・消費期限を判別する装置を制作。
その実用性などが評価され、長野県発明くふう展で「関東経済産業局長奨励賞」、全日本学生児童発明くふう展で入賞という高い評価を得た。 [詳細]
工夫した点 オフライン環境で日付が取得できない技術的課題に直面したが、指導員に相談し内蔵バッテリーで時刻保持する仕組みへ改良。災害時でも正常動作する信頼性を高めた。
活動実績②
(地域貢献・教育)
活動内容 長野市ICT産業協議会主催の小学生パソコン教室でメイン講師を担当。
IT企業の方々と協力し、PCに初めて触れる小学生が楽しめる体験型の講座を創り上げ、共創の重要性を学んだ。 [詳細]
工夫した点 小学生の視点に立ち、飽きずに楽しめるよう体験型の内容を増やしたり、スライドにイラストを多く使うなどの工夫をした。

試験内容詳細

試験形式 一次選考 書類審査。志望理由書、「高校生活における特色ある活動と入学後の目標」プレゼンテーション概要説明書、調査書
二次選考 面接・口頭試問(個人面接 計25分)。プレゼンテーション、質疑応答、口頭試問(数学)
面接官:3人 / 受験生:1人
面接・プレゼンの流れ ① プレゼン(5分) スライド動作確認中も計測される。「もう始まっていますよ」と言われて慌てて始めた。5分を過ぎたら即打ち切りとなり、最後のスライド分が話せなかった。
② 質疑応答(10分) 主に志望理由書やプレゼン概要説明書からの深掘り。スライド操作なしで応答。
③ 口頭試問(10分・数学I(出願時に選択)) 「周の長さが20cmの長方形のうち、面積が最大になる長方形の面積を求めよ」
問題文が書かれた紙をもらい、ホワイトボードで解く形式。
回答のポイント・反省
  • 志望理由書やプレゼンの内容と差が生まれないように応答した。
  • 口頭試問は、解き方や答えがわからなくても「今わかる情報」をホワイトボードに書き出しておくと、面接官がヒントを出してくれる。
事前提出書類
  • 志望理由書
  • プレゼン概要説明書
  • 高校生活での「アイデアを形にし、わかりやすく伝える」活動(Web制作、発明コンテスト、PC教室講師)をアピールし、大学でのデザイン思考との掛け合わせについて記述。
  • 調査書

資格・後輩へのアドバイス

取得資格・受賞歴
  • 実用英語技能検定 3級
  • 情報技術検定 2級
  • パソコン利用技術検定 1級
  • 長野県発明くふう展:長野県教育委員会賞、関東経済産業局長奨励賞
  • 全日本学生児童発明くふう展:入賞
(試験では、出願時に入力欄などもなかったため、自分で公開したものはこの中で「長野県発明くふう展 関東経済産業局長奨励賞」と「全日本学生児童発明くふう展 入賞」のみ)
オープンキャンパス 参加した(3年生の7月頃) 長野大学含め4校参加
後輩へのアドバイス 対策時期:3年生の7月頃〜(相当遅め)
  • プレゼン準備は早めに! スライドは5分以内に絶対に収まる量にする。
  • 「プレゼン概要説明書」を先に提出するため、後から内容を変えられない。スライド作成前にしっかり構成を練ること。
  • 高校生活のアピール活動は多すぎると時間が足りなくなるので、学部に合ったものを2つ程度に厳選すると良い。(3つ入れてしまった為、時間が全く足りなかった。高校での面接練習でも時間内に終わっていなかった。)
  • 高校での面接練習では、プレゼンも含めてやらないといけないので、プレゼンができる部屋で練習する。(情報棟はの実習室は良い環境)
  • 私は面接(プレゼンを含めたもの)練習を学校側が企画したものを含めて計3回しかできなかった。本来はこれではいけないので、もっと早くから初めて何回も練習すること。

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